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皆さん、こんにちは!
2025年2月にイオンモールがイオンの完全子会社になることが決まりました!
今度は2025年6月にイオンが株式分割と株主優待変更を発表しました。
急な動きに整理できてないワン!
イオンモールの株主は結局どうなるワン!
完全子会社化やイオンの株式分割など整理が必要だよね。
僕なりに整理して解説してみるよ!
まずはイオンモールについて、振り返ってみよう。
どんな会社?業績は?
イオンモール(証券コード:8905)は、千葉市に本社を置く、イオンのショッピングセンターや商業施設を開発・運営しているイオンのデベロッパー会社。海外では中国やベトナムで事業展開。設立は1911年11月。筆頭株主はイオン。時価総額は4,527億円。
※デベロッパーとは:土地・建物を扱う不動産業界において、「企画・開発事業」を行う会社。用地を取得し、その土地で開発事業を行うよ。
業績の推移
| 単位:百万円 | 売上高 | 経常利益 |
|---|---|---|
| 連20.2 | 324,138 | 56,117 |
| 連21.2 | 280,688 | 28,437 |
| 連22.2 | 316,813 | 32,540 |
| 連23.2 | 398,244 | 36,409 |
| 連24.2 | 423,168 | 37,086 |
| 連25.2 | 449,753 | 42,595 |
| 連26.2予 | 477,000 | 47,000 |
優待の内容
我が家では100株保有していますが、
完全子会社化に伴い、2025年2月をもってイオンモールとしての株主優待は廃止となりました。
今回が最後の優待です。
毎年、家族で楽しみにしていた優待だったので、とても残念です。
毎年楽しみな優待だったわん!

イオンモールの株主はどうなるの?
イオンモールの株主は、結局どうなるの?と思った方もいるかもしれません。
イオンモールの完全子会社化は株式交換で行われます。イオンモールの株式をイオンの株式に交換しますよということです。
ちなみに、
イオンモール株式 1株につき、イオン株式 0.65株を割当交付されます。
イオンモールを100株持っていると、イオン株式65株と交換ですよということですね。
なぜ株数が違うかと言うと、イオンとイオンモールの株価はちがいますよね?
完全子会社化の発表があった2月28日時点の株価は・・・
イオン:3,684円(終値) イオンモール:2,033円(終値)
この時点では、イオンモールはイオンの約0.55倍です。
ですので、約18%のプレミア(上乗せ分)を付けて0.65株で交換しますよと株主に配慮した訳です。
ちなみに、2025年6月30日(月)最終のイオンモール株主名簿に記載または記録された株主は2025年7月1日(火)付で株式交換されます。取引先の証券口座等で自動的に記録され、同日以降に売買が可能です。特段、手続きをする必要はありません。
ですので、売却をせずに6月末まで持つと7月1日からイオン株主となります。
ただ、注意も必要で株式交換後、イオン株式が100株未満となる人は単元未満株式(1~99株)となり、優待が貰えないなどの制約が出てきます。
| 割当後の株式 | 配 当 | 議決権 | 株 主 優 待 | 株式の売買 |
|---|---|---|---|---|
| 単元未満株 (1~99株) | ○ | ✕ | ✕ | リアルタイムでの売買が不可等の制約あり |
| 単元株 (100株単位) | ○ | ○ | ○ | 100株単位での取引が可能 |
イオンモールは上場廃止に
寂しい気持ちもありますが、6月末をもって、イオンモールはイオンの完全子会社となり、上場廃止となります。
このタイミングで売却の判断をするのも一つの手ですが、保有を続ける方は、次はイオンの株主となって応援していくことになります。
イオンが株式分割&株主優待変更を発表(2025年6月12日)
株式分割について
完全子会社化が発表されてから、イオンモールの株価は終値ベースで
3月末2,342円
4月末2,740円
5月末2,873円と大きく上昇を続けてきました。ここで売却した人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これには続きがあり、、、なんと、、、
2025年6月12日にイオンが8月31日の株主に1対3株式分割を実施すると発表しました。
分割を行い、投資単位当たりの金額を引き下げることで株式の流動性向上と投資家層の拡大を図る目的のようです。
ということは、イオンモール株を保有している人が8月末まで所有すると、0.65株割当られたイオン株式が3分割されることになります。
この発表には驚いたワン!
イオンモール株式がイオン株式に交換後、3分割される・・・
なんか、ややこしいから下の表で整理してみたよ。
| イオンモール 株式数 | イオンに完全子会社 (7/1~) イオン株式数 | イオン株式分割 (9/1~) イオン株式数 |
|---|---|---|
| 100株 | 65株 | 195株 |
| 200株 | 130株 | 390株 |
| 300株 | 195株 | 585株 |
| 400株 | 260株 | 780株 |
| 500株 | 325株 | 975株 |
| 600株 | 390株 | 1,170株 |
| 700株 | 455株 | 1,365株 |
| 800株 | 520株 | 1,560株 |
| 900株 | 585株 | 1,755株 |
| 1000株 | 650株 | 1,950株 |
| 1,500株 | 975株 | 2,925株 |
| 2,000株 | 1,300株 | 3,900株 |
私はイオンモール株を100株持っていますので、まずは7/1にイオン株65株と交換となります。その後、保有を続けた場合、9/1には分割が実施され195株となります。
ちなみに株式が分割されれば、1株あたりの株価は下がります。例えば、1株当たり3,000円の株式が1対3に分割されると1株当たり1,000円となります。同時に株数が増えるので、総額は変わりません。一般的に分割が実施されれば、1株当たりの株価が下がり、買いやすくなるため、投資できる層が増え、株価を押し上げる要因となります。ただ、NTTのように1対25株式分割を実施しても、株価が冴えない会社もあるため一概に分割をした会社が必ず株価が上昇につながるとは言えません。
株主優待の変更について
株式分割の発表にあわせて株主優待の変更についても発表がありました。イオン株の株主優待といえば、大人気のオーナーズカードです。保有株数に応じて、イオン系列店でのお買い物金額の○○%がキャッシュバックされるというものです。
従来の株主優待と株式分割後の変更点は以下の通りです。
従来
| 保有株数 | 優待内容 (2月・8月) | 長期 保有 | 長期優待内容 (2月末) |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 株主優待カード (3%キャッシュバック) | - | なし |
| 500株以上 | 株主優待カード (4%キャッシュバック) | - | なし |
| 1,000株以上 | 株主優待カード (5%キャッシュバック) | 3年以上 | イオンギフトカード 2,000円分 |
| 2,000株以上 | 同上 | 3年以上 | イオンギフトカード 4,000円分 |
| 3,000株以上 | 株主優待カード (7%キャッシュバック) | 3年以上 | イオンギフトカード 6,000円分 |
| 5,000株以上 | 同上 | 3年以上 | イオンギフトカード 10,000円分 |
株式分割後
| 保有株数 | 優待内容 (2月・8月) | 長期 保有 | 長期優待内容 (2月末) |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 株主優待カード (1%キャッシュバック) | - | なし |
| 200株以上 | 株主優待カード (2%キャッシュバック) | - | なし |
| 300株以上 | 株主優待カード (3%キャッシュバック) | - | なし |
| 1,500株以上 | 株主優待カード (4%キャッシュバック) | 3年 以上 | イオンギフトカード 1,000円分 |
| 3,000株以上 | 株主優待カード (5%キャッシュバック) | 3年 以上 | イオンギフトカード 2,000円分 |
| 6,000株以上 | 同上 | 3年 以上 | イオンギフトカード 4,000円分 |
| 9,000株以上 | 株主優待カード (7%キャッシュバック) | 3年 以上 | イオンギフトカード 6,000円分 |
| 15,000円以上 | 同上 | 3年 以上 | イオンギフトカード 10,000円分 |
これまでは、100株で3%のキャッシュバックでしたが、3分割されることで割引率が下がります。
ただ、権利確定に必要な投資額も低くなるため、投資しやすくなります。
期末配当予想も修正
配当については、2025年2月期は、(中間配当)20円/株、(期末配当)20円/株で年間配当は40円/株でした。
分割後の配当は(期末配当)7円/株に修正しましたので
分割前の換算では21円となり、前回予想から1円の増配です!
まとめ
今回のイオンモールの完全子会社化、そしてイオンの株式分割、株主優待変更は、短期的な視点で見ると、株価変動など気になる点もありますが、長期的な視点で考えると、経営的にはプラスに働きます。イオンモールとあわせてイオンディライトも完全子会社化されることで両社の利益上積みはもちろんのこと、経営資源の集中による生産性向上やシナジー効果などイオンの成長にプラスに働く可能性が高いと思います。
株主優待を楽しみつつ、今後の成長が楽しみな企業です。
今回の記事では、イオンモールとイオンの完全子会社化、株式分割、株主優待変更について解説しました。
あくまで個人の意見ですので、投資判断はご自身で行ってくださいね。